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執筆者の写真dolceamarotokyo

第2回公演の詳細

 日々忙しい中で、あっという間に夏は過ぎ去り、急に寒くなって、今や10月も終わろうとしています。

 6月にようやく、初の公演を終えたDolceAmaroですが、第2回目の公演が決まりました。

DolceAmaro第2回公演 〜オッターヴィオ・リヌッチーニの詩によるマドリガーレ集〜 (文化庁 ARTS for the future!採択事業)


日時:2021年12月25日(土)東京公演・マリーコンツェルト (東武東上線 中板橋駅 北口徒歩3分)

      12月26日(日)埼玉公演・松明堂音楽ホール

(西武新宿線 新所沢駅 東口徒歩2分)    両日とも 13:30 open 14:00 start

料金:一般 4,000円 ペア券 7,000円

   学割半額


出演:DolceAmaro    森 有美子、森川 郁子(ソプラノ)

   市川 泰明、中村 康紀(テノール)

   阿部 大輔(バス)

プログラム:Lamento d’Arianna (C. Montevrdi)       Filli, mirando il cielo(S. d’India、P. Nenna)       Dolcissimo sospiro (C. Gesualdo)       Dovrò dunque morire (A. Fontanelli、S. Dentice、P. Nenna)       Internerite voi lagrime mie (G. Piccioni)他


 この公演は、元々は旗揚げ公演として企画していたものでしたが、コロナ禍で全て中止となり、改めてプログラムしなおしたものです。


 オッターヴィオ・リヌッチーニは、詩人、というよりは最初期のオペラの台本作家、としてまず有名かもしれません。フィレンツェ出身で、オペラの前身とも言われる「ラ・ペッレグリーナ」の幕間劇で、まだ20代のリヌッチーニは台本を共作、その後「ダフネ」や「エウリディーチェ」、そしてモンテヴェルディの「アリアンナ」や、オペラではありませんが「情け知らずの女達のバッロ」、「ニンファの嘆き」など、多くの台本を書いています。


今回は、敢えて5声マドリガーレのみを選曲し(但しEuridiceの台本の一部に書かれた5声マドリガーレもあります)、響きの良い2会場で声のみのアンサンブルの魅力を堪能頂きます。3年ほど前からリヌッチーニの詩に曲が付けられたマドリガーレやアリア、カンツォーネなどを調べあげ、声部数などを無視すれば110曲以上を確認し、リストアップしています。こうなるとやりたい曲はどんどん増えてしまい、選曲担当が選りすぐっても、結局メンバー各位には当日の演奏予定曲数より多めに譜読みして頂く事態に。涙を飲んで削っております。


 詩によっては、同じ詩に10人以上も曲をつけていたりもして、プログラムの中では、敢えて同じ詩を、違う作曲家の作品で幾つか演奏するものもあります。


 DolceAmaroは、マドリガーレという、ルネサンス〜初期バロック期のせいぜい100年ほどの間に流行した音楽を専門に歌っているので、前回同様、今回も今まで聞いた事のないであろう作曲家の作品も取り入れております。

 今から400年ほど前のヨーロッパで、どう言った音楽が盛んに書かれ、歌われていたのか。是非聞きにいらしてくださいませ。


Tigetでの予約申込はこちら https://tiget.net/events/149912 (12/25 東京公演) https://tiget.net/events/149913 (12/26 埼玉公演)


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