こんばんは、DolceAmaroです。
あと数時間で、2024年も終わろうとしています。
DolceAmaroは先日、年内最後のリハを終えましたが、実は団長・企画担当共に体調を崩し、年内のステージをキャンセルして寝込んでおります。。。
幸い巷で流行っている感染症はいずれも陰性だったのですが、特に以前から続いている咳に悩まされている所です。この年末年始はゆっくり休んで、早く復帰したいと思います。
今年2024年は、DolceAmaroは結成5周年ではあったのですが、結成から最初の一年は譜読みとソルミゼーション、イタリア語の読みの勉強のみ、旗揚げ公演はコロナ禍で全て中止に追いやられたので、初回公演は2021年、そこからも結構突っ走ってきた感があるので、まだ五年も経った自覚があまりない、というのが本当のところです。
これまでの公演を振り返ると、
第一回:モンテヴェルディとマントヴァ
第二回:リヌッチーニの詩
第三回:解放されたエルサレム
北とぴあ国際音楽祭参加公演:アルミーダのマドリガーレ
第四回:タッソとラウラ・ペペラーラ
第五回:ディンディア
第六回:ジェズアルドと南イタリア
第七回:フレスコバルディ
と、この通り。なんとも濃ゆいプログラムです。特に濃かったのは第三回で、タッソやGerusalemme liberataの調べ物についても、プログラム全体についても、よくもまぁ公演2年目でここまでやったもんだと今でも思いますし、むしろもっと温めておいてもよかった企画、とも思わなくもありません。
またメンバー内でも、あの公演はよかった、もう一度やりたい、という話がよく出てきます。その前にまた沢山の公演を経験して、そのうちまたやる事になるだろうなぁと思っています。その時には、モンテヴェルディのあの曲もやるかもしれませんね。
そして、来年2025年のDolceAmaroですが、まず来年の2月には、
第八回:モンテヴェルディのマドリガーレ第3巻
2025年2月11日 松明堂音楽ホール
2025年2月12日 サルビアホール 3F 音楽ホール
を企画しています。
そして、すでにその次の公演も決まっております。
来年の9月には、
第九回:バルバラ・ストロッツィのマドリガーレ
を企画しております。
まだチラシもないので、画像は企画書のトップページですが。企画書の内容は公開していませんので悪しからず。
ストロッツィ唯一のマドリガーレ集も、モンテヴェルディの第3巻も、そして実はフレスコバルディのマドリガーレ集も、各々が25歳の時に出版された楽譜なのです。
1592年 モンテヴェルディ3巻
1608年 フレスコバルディ
1644年 ストロッツィ
モンテヴェルディが亡くなったのが1643年、その翌年に出版された曲集でもあります。
バルバラ・ストロッツィという作曲家を知っている方も知らない方も、きっと楽しめる事と思いますし、このストロッツィの素晴らしい作品が生まれる土壌を最初に耕したのが、このモンテヴェルディの第3巻、と言っても過言ではない、と私は思っています。
2025年もDolceAmaroは、イタリア古楽の重箱の隅を、ツンツンと突き続けてまいります。
改めまして、皆様、本年も大変お世話になりました!来年もよろしくお願いいたします!!
DolceAmaro
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